町田の土曜日 冷え込む夕方に遭難危機

 町田仲見世商店街

昼過ぎには少し日が覗いたのも束の間、15時を過ぎ、夕暮れ前になると一気に冷え込んできました。

小田急線の町田駅とJR横浜線の町田駅に挟まれたような街を土曜日に訪れました。所用で町田の友人と会うためでしたが、町田駅で降りるのは初めてで、街を見るのも初めて。

町田仲見世商店街小田急の南口を出ると、広い通りが真っ直ぐに続いていてかなりの人通りです。ぐるぐると回る内、「ぽっぽ町田」という町田まちづくり公社があり、その中に北海道、山形、沖縄の物産を扱ったお店が3軒と町田の名産名物を置いた店がありました。

特に山形のコーナーに「大山」「出羽桜」「銀嶺月山」など揃っているのが羨ましく、日本酒好きには絶好の環境ですね。

途中、町田仲見世商店街という名付けられた横丁がありました。入口のひとつの両脇が人気の持ち帰りの甘味処らしく、若い女性たちがそれぞれに長い列です。そして中には小さな店がぎゅうぎゅう詰め。

入口が甘味処というのは私には防波堤のような環境で、横丁の中に興味はあっても、実に入りづらい。もちろんそんな私の事情は勝手な話。却って、「若い女性が入口に集まる横丁」と銘打った方が良さそうです。どうやら「マルヤ製菓」という大判焼きで有名なお店だそうで、町田の人なら誰でも知っているとか。

 くしやきどころ 月とん

寒さがこたえてきた私たちは、そろそろ何処かで熱いのを引っ掛けようかとなりました。しかし、ここからが普段とは違います。

16時前とは言え、土曜日です。他の街では案外すぐに店が見つかります。ところがこの町田では意のままになりません。先ほどから「若い人が多いなあ」と話しながら歩いていたのが、この理由かもしれません。

今の若い世代は16時前から熱燗を飲もうなどとは、滅多に考えないのでしょう。町田にこの需要がないせいで、開店している居酒屋が見つからないと考えました。
ラーメン屋さんはありましたが、どうもその雰囲気でなない。
蕎麦屋は目につきません。

結局、さらに30分ほど歩いた挙句に、やっとの思いで辿り着いたのが「くしやきどころ月とん」です。

すかさず熱燗(菊正宗)の二合を頼んで一安心すると、「お酒が温まるまで良かったらこれを飲んでいてください」と常温の酒をぐい呑に注いで渡してくれました。
なんて気が効くことでしょう!

寒かったのも何処へやらで、1時間ほど過ごさせてもらいました。

貼り紙を見ると、土日は11:30~23:00まで休憩時間なしで営業しています。
早くに気づけば良かった。