伊豆で金目鯛と新潟の酒 原酒・阿部(甘口)

 河津桜もそこそこに

河津まで辿り着いたのは16時近くでした。

夕方だから人はもっと少ないと決め込んでいた割には、駐車場を探すのに苦労する有様でした。さすがに満開の季節だけあり、あまり関係ないのかも知れません。

2017河津(Iより) (3)

翌日わかったことですが、桜の一番美しい場所を知らないままに1時間ほどうろついただけで、後は明日だ!と気はそぞろ。

すでに夕方ということで、頭の中は金目鯛と酒のことで一杯です。これを色気より食い気と言うなら、まさにそういうことでしょう。

どうせ今夜は自分たちで調理しなければならず、金目鯛を探すことに使命感を持つ必要があります。自らの努力意外、頼るものはないのです。河津までくれば手に入ると軽率に信じるのは、きっと無謀です。

が、私たちは運が良かった。
河津で一番大きいであろうスーパーには一尾丸ごとで売っていたのです。しかも、鮮度は申し分なし。焦るがごとくに大きなものを選び、カウンターから厨房に依頼しました。
「煮付け用にしてくれますか?」
「分かりました、4切れでいいですか?」
「はい、それで頼みます。」
最近のスーパーではこれです。こうでなくてはいけません。
自分が下ろすよりも環境が整っているこの場で依頼したほうが賢明です。
あとは金目鯛の頭と一緒に鍋物にする鯛の頭をカゴに入れて、野菜を揃えれば下準備OK。

 地元の酒は見つからずも

残念ながら、そのスーパーと他も当たったものの、地元の酒は見つからず、なんと秋田の「高清水」を調達しました。
もうひとつは自宅から積み込んできた新潟酒。これは新潟の友人が送ってくれた酒です。

これで私たちは良い夜を迎えられそうです。

原酒 阿部(甘口)      阿部酒造株式会社
日本酒本来のもつ芳醇な香りと甘さを活かし、 アイスワインを目指した日本酒です。 上品な甘さが口の中に広がります。口当たりも柔らかい為、グイグイ飲めてしまうお酒です。 味噌、ソースやクリーム系など濃いめのお料理にオススメです。 またはロックグラスに大きめな氷を入れ、ロックスタイルで飲むがおオススメです。
Alc:19度
原料米:五百万石・こしいぶき
原酒・阿部(甘口) (1)
コテージの本館にある、まるで貸し切りのような大浴場。
のんびりと浸かってのちの宴会です。多くは語りますまい。

金目鯛の煮付けが旨いのは当たり前。
旨味の滲み出た鍋料理が心にも沁みるのも当たり前。
甘口という新潟酒の「阿部」はよく冷えています。
原酒だけに、ドシッと来る重厚感があります。しかし、あまり米を感じさせずにワインのような微妙な酸味さえあり、不思議な酒。
そしてこれが金目鯛の煮付けに合う。
「高清水」は燗で飲むことにします。
旨味はふわりと広がる。

どうやら私たち、今日だけは間違いなく運が良い。

伊豆で静岡と新潟と秋田を堪能したのです。

コメント

  1. オブナイ より:

    超うまそう