若鶴「玄」(富山) 長野・あっちゃん

長野県箕輪町の古民家「箕澤屋」でのお披露目会の後は、松本方面へ戻っての夜となりました。宿に荷物を置くと、中途半端な時間に耐えきれず、早々に繰り出すことに。

せっかくの長野とは言え、鄙びた温泉旅館でのんびりという余裕もなく、適当な素泊まりホテルです。近くの美味しそうな店を物色するしかありません。その方が地元との密着感はある!と理屈だけは用意しながらも、何処で何に出会えるかの確約はないのです。

後で合流する仲間の好みを考慮して、ロードサイドの寿司店を選択。
よもやと思いながらも、廻っていますよ、整然とレーンの上を。
地元長野で各種の飲食チェーンを展開するところだったようで、まだ17時過ぎだと言うのにほぼ8割は埋まっています。

これはラッキーかもしれません。土曜の夕方、地元の人たちは美味しいところを知っていますから、きっと当たりのはずです。

お店の名前は「あっちゃん

後からわかったことですが、18時にはウェイティングで20人以上が並んでいました。私たちも出足が少し遅れると5人では相当な待ち時間を要したと思います。

いつものことながら、飲むことに忙しく写真がありません。

「玄」若鶴酒造(富山)

300mlのボトルで出してくれました。
若鶴酒造さんといえば、「苗加屋」のブランドで名前の売れている酒造です。長野まで出かけて富山の酒とは!と責めないでください。晩酌で気軽にいただくには最適の味心地。私たち庶民の味方は、常に殊更の主張などすることなく、傍らに寄り添ってくれます。魚も鮮度良く、かなり手頃の値段で出してくれるこの店の人気が高いことは充分に頷けます。こうして旅の私たちをも気軽に迎えてくれる地元のやさしさに感謝です。