お酒のお返し 「ちゃばら」より

私のような酒好きにしてみれば、お土産などでいただくことの多いお酒へのお返しとして、どうしてもそれに代わるお酒を探そうとしてしまいがちです。これは当然の悩みなのですが、「酒」という括りから逃れられないのも事実です。
今回は、そんなお酒への返礼のひとつとしての試みをご紹介します。

JR秋葉原駅のガード下に店舗を構える「ちゃばら」

新潟の友人からもらったお酒へのお返しを探します
ここがかなり力を発揮していることを知ったのは、2ヶ月ほど前のことです。
各都道府県ごとに集めてきた(もしかしたら持ち寄った)各地の名産や名品で店内は溢れかえっているのです。

当然、各県を代表するお酒も並んでいますが、今回はそれには目をくれないことにします。それよりもなお、とっても魅力的な珍味珍品が棚からこぼれんばかりに主張しているのは、まさに垂涎の…です。

この度は、友人と二人で、酒のお礼を探そうという名目のもと、なんだかんだで1時間かけて見繕った品々があります。

見繕ったとは言え、実際は自分が食べたいものでしかないのはわかりきったことですので、それは暗黙の了解としておいてください。

どれほど垂涎のものであれ、冷蔵冷凍ものはここでは除外しました。まあ、酒に合うかどうかはともかく、酒飲みのやっかみや独りよがりの選択であることには変わりありません。

ちゃばらおつまみセット

・ 腹身で呑む 鹿児島のカツオの腹身
・ かぼネーゼ カボス入りの柚子胡椒みたいのもの入りのマヨネーズ
・ 鮭の皮の唐揚げ
・ ハモ醤油味付け海苔 徳島ってハモは有名でしたか?
・ ピーナツ味噌 癖になりそうな千葉の特産
・ 燻りホヤ
・ 赤こんにゃく 意外と知られてない滋賀県の名物
・ あみえび醤油
・ 熟成カツオのバーニャカウダ
・ 古のサバの塩辛

いやあ、選択が魅力的かどうかはともかく、酒を片手に売り場を回ろうものなら、後先考えす酔っぱらい街道の真ん中にいることになりそうなほどに、各地の肴が目白押しです。

結局は、自分用にはできないままに少しばかり羨望の目と、シラフでいる違和感を混ぜ合わせながら、買い求めて帰路につく私でした。

ちゃばら看板