2016年 吟醸新酒祭り 有楽町 その1

 2016吟醸新酒祭り

今年の吟醸新酒祭りが昨日5月15日にありました。


日本吟醸酒協会主催で、春は「新酒祭」秋は「味わう会」と年に2回あります。有楽町の交通会館の上層階が会場ですが、この会館の地下と1階には都道府県のアンテナショップが数多く、そちらに顔を出してみるのも、ここへ来る楽しみのひとつです。
大分、和歌山、兵庫などなどのある中で、特に一般の人たちに大人気なのが、1階にある「北海道どさんこプラザ」
ソフトクリームのコーナーには常に列ができるほどです。私にはほぼ無縁ですが…

さて新酒祭り、私は13時からの部に参加したのですが、初の日曜日開催とあって大変な賑わいでした。少々酔っ払った状態でカメラ片手では、ピントもままならず、その状態での画像はほとんどありませんのでご容赦ください。

吟醸酒の試飲会ですから、会場には吟醸酒以外は出品できないそうです。
だから余計に各蔵元さんは自慢の吟醸酒を持ち寄ってくれます。
1.8Lで1万円のお酒は、当たり前に並んでいます。
鑑評会出品酒(非売品)というものも珍しくありません。

私などは、家庭需要のお酒を知りたい欲求が高い上に、吟醸酒の試飲会はずいぶん多く参加してきたので、「お遣い物」「贈答用」としての需要がほとんどの吟醸酒には、大きな興味をそそられないのも事実です。

私と同じく、参加している蔵元さんによって若干の温度差はあります。
これは酒造りに対しての批判ではなく、こういう会に参加することの温度差だろうと思います。 どんな場合も、造ることに専念したいために宣伝にはどうしても力を入れないケースはあります。居酒屋にしてもそんなことはよく見受けられることです。

 福井 一本義

これまでも、その時々に少しずつの変化を感じてきました。
今回もほとんどのブースで、一番高価なお酒は味をみませんでしたが、それをみたらもっと違っていたかもしれません。これは私の先入観による勝手な判断が強すぎたせいです。

もう10年以上、香りの華やかさに取り憑かれたような鑑評会出品酒が多く、また大吟醸、純米大吟醸も同じ傾向が多かったために、ウンザリしていたのは事実です。

しかし、今年はどうやら少し様子が変わってきたようです。
福井の「一本義」さんからぜひ飲んでみて!と言われた一品は絶妙でした。
「第97回南部杜氏自醸清酒鑑評会」の吟醸酒の部で首席賞をとったお酒。
華やかすぎる香りではなく、米の旨みをシッカリと引き出したもので、深みもやわらかさもあります。精米歩合30%だということですから、かなり力が入っています。

「原酒の中取りですが、少し(水で)割った方がいいかもしれません。」ということでした。

いっときは鑑評会でも華やかな酒でしか上位に入ることができない、という話も聞きました。風向きが変わってきたのなら、嬉しいことです。

※ 6月8日に限定300本で発売されるようですよ。 720ml 10,800円(税込)

吟醸新酒祭り 有楽町 その2