東薫酒造 佐原の蔵元 試飲販売のお裾分け

 思わぬ幸運の酒蔵訪問

佐原を訪ねた時には忘れていました。
本来なら事前に蔵元の有無くらいは調べておくべきでした。
しかし、町の観光案内はそんな私の不案内を裏切ることなく、蔵元の前まで導いてくれたのです。
「伊能忠敬記念館」の裏側で、町の外れの屋根の向こうに赤い煉瓦造りの煙突を見つけました。

私は焼き物の窯元か、と想像しましたが、友人が「そうだ、酒蔵があったはずだ。」と思い出しました。
これはしたりと、探しながら近づくも、わからず、地図を見れば、酒蔵はそこではなく、もっと先に行ったところにあると知りました。
「そうだよ、昔は酒蔵に煙突は付き物」だった。
大量の米を蒸すのに必要だった煙突を私は不覚にも意識の外に置いていました。
私の田舎では焼き物で有名な町があり、町に連立する煙突には、そのイメージの方が強かったのです。
後でわかったことですが、最初に見た煙突は「もと酒蔵」の「与倉屋」さんの煙突でした。

ブログ用東薫酒造01  ブログ用東薫酒造02

角を曲がって、目の前に「東薫」の看板が見え、目的地がわかりました。
看板の下に「杉玉」「酒林」が見えますね。
「そうだ、東薫さんは千葉だったなあ」と思い出すのものの、すでに知ったか振りと変わりません。

訪問者の年配の人たちが前に溜まっています。どうやら団体の観光客の人なのでしょう。入口を覗くと、中にもまだ大勢います。
その人たちの流れに乗りながら入って行くと、試飲販売をしています。さらに奥に行こうとすると、「ご予約の方ですか?蔵見学は時間が決まっていますので。」と止められてしまいましたが、
「次の時間までお名前を書いてお待ち下さい」とフォローしてくれました。

 お裾分けの試飲販売

試飲販売コーナーはかなりのスペースが有り、毎日同じように運営していては採算も合わないと思えるほどです。
団体の見学があったからこそ、ここをオープンしていたのかなと思い、これはラッキーだったと、内心大喜びな私です。
まさに団体さんのお裾分けをもらったようなものですね。

東薫さんといえば「二人静・吟醸」は、私も知っていたし、何度も試飲したことがあります。これまでも「東薫」として試飲会に出品されている姿はよく見ました。それだけ熱心に拡販も含めて、知名度のアップにも努力してこられていたんですね。うかがってみると、「二人静」と下記の「卯兵衛」の2銘柄が一番売れているそうです。
  • 卯兵衛・純米吟醸
  • 卯兵衛・純米大吟醸
「卯兵衛」とは創業者のお名前だとのことです。
  • 純米吟醸は、厚みと力強さがあり、米の味を生かした造りで、燗しても味が広がりそうです。
  • 純米大吟醸は、華やかすぎない香りが心地よく、全体に優しく包んでくれるような味わいです。

東薫・原酒

しかし、私は「原酒」を買い求めてきました。
まだ味わっていませんが、暑い日にロックで飲みたいですね。
この佐原には、もう一つ心を打つ酒蔵があります。
これは、また次に…