原宿のカフェでラム酒 しかし35年前

 バカルディのゴールド・ラム

ラム酒というと、思い出すのは原宿・明治通りにあった「フールズパラダイス」というカフェです。当時はカフェバーと呼ばれていたかも知れません。
ランチの時間も営業していましたが、確か朝の6時か7時くらいまでやってくれていた記憶があります。

仕事が終わってから行ってもたっぷりと時間がある。
何度も訪ねたことを思い出します。

当時の同僚はジンジャエールで割るのが好きで、ゴールド・ラムのボトルをテーブルにおいて、3人ほどで飲めば、当然もう一本!となってしまうのです。
私がこれまで見たカフェスタイルで、この店は最もシンプルで、最もお洒落でした。ジャズアルバムの枚数は、果たして何百枚、いや千枚は越えてたか?リクエストすれば気軽にかけてくれました。

「ラーメン」までメニューにあったり、もちろんコーヒーもありました。希望すればある人気テレビ番組よろしく、「あるよ!」と言って、何でも出てきそうな奥深さが魅力でした。
ラムがよく似合っている店。
今も、あの風景は懐かしく思い出されます。

 世界のラム

日本ではラムが注目されることは多くなかったと思います。
7~8年前にモヒート人気が上がったことで、知る人が増えたのでしょうが、ラム酒が好きという人はどうでしょう。ところがラム酒は、世界中の最も多くの国で造られているスピリッツだと聞いたような気がします。
原料はサトウキビ。
酵母と水があれば造れてしまうのですから、理屈は難しくありません。ただ、美味しくできるかどうかは別です。
ラム酒自体には目立った甘さはありませんが、独特の香りや含んだ味わいは爽やかさがあり、やはり南国で造られる酒を景色とともに感じさせてくれるには十分です。

奄美諸島の黒糖焼酎も原材料はサトウキビです。
しかし、作り方に微妙な違いがあるので、分類では一緒にできません。その違いは改めてにします。
私の30年前の記憶まで、ラム酒は引き出してくれます。
きっと世界中でラム酒と思い出を重ね合わせる人は数知れないと思います。しばらく前のモヒート人気で、忘れられぬ思い出を作った人が、日本にもたくさんいるかも知れませんね。