2017竹田ゴールデンかぼす応援隊

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 竹田丸福

隊員一同、豊後竹田駅に着くと今年もお決まりの「竹田丸福」へ。ここで竹田名物の「からあげ定食(モモ)」を頂くことになりました。
私が語るよりホームページからの引用で:
大分は「からあげの聖地」とも称されています。その大分からあげの中でも、大分県竹田市にある丸福のからあげは、異彩を放っており、鶏もも一本丸ごとからあげ!ボリュームたっぷり。衣はサクサク、ジューシーです。
 

今年も当然ですが、ボリュームは満点でなかなか最後まで食べ切ることが苦しいくらいです。ご飯はお替わり自由だと言うのに、誰一人お替わりできません。昨年はこの上に唐揚げ(ムネ)まで追加で注文してくれていたのを、今年は学習して控えたのにこの有様です。

味付けは塩だけ。モモ肉は包丁を入れて開いているとは言え、芯まできっちりと火が入り、熱々でジューシー。1/2個のかぼすを存分に搾りかけていただくのですから、美味しいに決まっています。それにしても、これほど絶妙な揚げ加減というのは実に難しいはず。これには脱帽です。しかも、いくら予約していたと言っても、席について2分も経たない内に、9名全員に揚げたてを提供してくれました。

名物に旨いもの… などといいますが、この唐揚げは間違いなくその例外です。
そして美味しいだけに完食できないのが悔しい。

東京の感覚からして、もうひとつ驚きだったのが営業時間です。
10:00~21:00。

この竹田丸福さんは食事が中心ですからほとんどの方が何らかの定食を召し上がるはずですから、10時~というのがピンときません。しかし私たちが到着したのが11:40で、この時点で2階席が平日というのに1/3ほど埋まっているのからすると、早い時間から来店される方がいるということなのでしょう。

看板商品を絶対に妥協せず、磨き抜くこと。
利用してくれるお客様の立場に立って、何が必要かを考えること。
もちろん地元の方たちだけでなく、わざわざ遠くからみえる方たちが多いと聞きますので、当然だろうなあと感心します。改めて、ビジネスチャンスを作ることの肝を教えられた思いです。

そして私たちは、満腹の状態で竹田市役所へ向かうことになりました。

 竹田ゴールデンかぼす応援隊任命式

 

今年は新しく隊員として任命されるのは3名です。昨年から馴染みの専用箱が飾られ、気合が入ってきますよ。竹田市では緑のグリーンかぼすは各農家のお父さんたちが中心だそうですが、「ゴールデンかぼす」はお母さんたちが中心になって展開しています。主役は婦人部です。
これは頼もしい!というとお母さんたちから叱られるかもしれませんね。

竹田市のかぼす担当の職員の方たちが、人事異動で今年度から全員が入れ替わったそうですので初対面の方もいらっしゃいます。今回の任命式の模様も地元ケーブルテレビでの撮影がされるそうです。やはりそれだけ期待された企画だということになりますね。

今年の市長選で再任された首藤市長、相変わらず熱いです。
そして、竹田市がかぼすの日本一の産地でありながら、かぼす自体の知名度が薄いことが悔しくて哀しくて、竹田の「日本一プロジェクト」のひとつとして、何としても全国区にしたいと意気盛んです。
従って、私たちもこれに応えなければ、この場に来た意味がなくなってしまいます。竹田ゴールデンかぼす応援隊は気軽に構えるわけにはいきません。さすがに市長、私たちにも使命感をしっかりと与えてくれました。

さあ、いよいよ収穫体験に出発です。

 ゴールデンかぼす収穫体験

一度竹田市の農協に寄り、外からですがかぼすの選果場を見ました。これほどの規模かと思うと、かぼすの収穫される量が果てしなく思われます。
私たちが案内された圃場は広大な場所でした。天気に恵まれたお陰で、青い空の下でゴールデンかぼすがタワワに実った姿はみごとな景色で、どうしたって東京の景色と比べてしまいます。

選んでくれた圃場は平坦な場所でしたが、本来は急な斜面で育てていることも多く、収穫の大変さは推して知るべしというところです。
しかも、私たちのために足元の下草もきれいで安全にしてくれていました。本当にこんなに楽して体験させてもらうとは、これで良いのかなあ。

かぼすの樹は棘が多く、気をつけていても洗礼を受けます。軍手を用意してくれていましたが、枝が跳ねた時など意味をなしませんでした。思わず、イタッ!

天気がよく暑いくらいだったために、隊員の中には不覚にも半袖の者がいて、こればかりは相当に痛い思いを一緒に体験していました。
あとで婦人部の方に聞くと、革の手袋でも結構大変だそうです。過ごしやすい季節の青空の下で汗をかきながらの収穫体験は楽しいものでした。
しかし、お母さんたちの現実はそんなものではないのです。日当たりの良い場所だけに、夏の作業は想像するだけで過酷でしょう。しかも若い人など少ない。重いコンテナの上げ下ろしだって負担になります。さらにグリーンかぼすの頃は、実と葉の色が同じで見分けにくく、摘み残しもかなりあるのだとか。

私たちがそれを伝えなくて、だれが消費者の皆さんに伝えるのかと思うと、これも先ほど首藤市長から与えられた使命のひとつなのだと自覚するのです。生き物相手の仕事で、自然に左右されながら、育てた実をひとつひとつ手を伸ばして摘んでいく。
そんなゴールデンかぼすを粗末にしてはいけない。世に埋もれさせ、商品にならない厄介者にする訳にはいかない。グリーンかぼすよりも、むしろ優れた完熟の実力を持っているのですから。
いくらかカッコつけ過ぎではありますが、そんな思いになる秋空の下でした。

下の写真の下部が黄緑色に見えるのは、緑の葉の間にゴールデンかぼすがビッシリと成っているからです。

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※ ゴールデンかぼす取扱業者さん
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