河津桜並木に伊豆の国ビール

 春まだ寒し

昨夜の飲み過ぎも何のその、お陰で二日酔いの心配もなさそうです。
金目鯛の出汁がたっぷりと効いた鍋の残りをアレンジして、朝食は煮込みうどんにしました。

計算がうまかったのか、残った食材はなし。若干の調味料を持ち帰る程度ですから、日本酒の不足を除けば大成功の調達でした。内容は十分すぎるほどに贅沢なのを忘れてはいけません。

一夜明けての河津桜に少し咲き具合を期待して、もう一度朝の河津を歩いてから次に行くことにしました。

が、寒さも変わらず、花の量も変わらず大きく膨らんだ蕾ばかり。木曜の朝というのに以外なほどの人の多さに驚いたのが正直なところ。後ほど車で走りながら見た少し離れた専用駐車場に停まった大型観光バスの数に、中国語や韓国語の会話がたくさん聞こえる観光客の事情と現実が垣間見えた気がしました。

土手に並んだ店でドライトマトを見つけました。試食するとこれが思った以上に美味しく、お土産に決まりです。杏のドライフルーツは全く砂糖を使わずに作っているそうで、これもいいですね。お土産に追加です。私にしては珍しく、酒ではなく甘いものを持ち帰ることになりました。
次の一軒のお店ではノンアルコール酒を買って、温まりながら歩いていても、直ぐに冷めていきます。
「寒さは昨日と変わらないなぁ…」
あと少し生姜が効いたほうが自分の好みの甘酒かなと思いながら歩いていると、いいものが目に入ってきました。

 伊豆の国ビール

しっとりと落ち着いた色合いの3本の缶が並んでいます。私にはビールに違いないと、お遠目からも確信がありました。
近づけばまさしくビールです。しかも河津のある伊豆の名がついています。

ヴァイツェン、ピルスナー、スタウトの3種類。


スタウトだけ諦めて、他の2種をさらにお土産に追加です。
まだ飲んでないので、味の印象を紹介することができません。そこで「伊豆の国ビール」のホームページより、成り立ちだけを引用して紹介します。詳しくはホームページをご確認ください。
2010年に産声を上げた、伊豆の国ビールは本格的なヨーロッパスタイルのビールを目指し日々ビール造りをしております。
原料はドイツ、フランス、イギリスとEU諸国より取り寄せた、どれも厳選素材。
「IZU・WORLD みんなのHawaiians」が、どうやら御殿場高原ビールの会社「時之栖」に買収されて、その施設で醸造しているようです。一度試しに寄ってみたいところですが、2017年にレストラン施設と伊豆の国ビールの醸造部門を残して、他は閉鎖になっています。

栄枯盛衰とは言うけれど、複雑な思いになります。

伊豆だけでなくどこへ行っても、賑やかに人が溢れる道の駅があれば、「嘗てはきっと…」という面影だけ残して静かになった道の駅もあります。何が人をひきつけて、また遠ざけていくのか?「流行」の一言では済ませられない事情がフンダンにそこには埋もれているように思います。
河津の町の桜並木も樹齢50年を超えて寿命も間近なのに、川の堤防への新規の植樹は法律上難しいらしく、この町も次のステージの演出に頭を悩ませていると聞きました。
静岡は広い。
伊豆は深い。
まだまだ次々に何かが出てきそうです。
未来はどこへ導くのでしょう。