2018上諏訪街道春の呑みあるき 壱

 上諏訪街道呑みあるき

前から一度は行ってみたいと思っていた上諏訪街道呑みあるき。今年はやっと参加することができました。
長野県の諏訪湖の辺り、上諏訪の町中を通る国道20号線には、諏訪の酒蔵がわずかの距離の間に5軒並んでいます。普段から「諏訪五蔵」として、蔵の皆さんが協力して町の活性化に努めているようです。
諏訪五蔵の看板銘柄は「舞姫」「麗人」「本金」横笛」「真澄」です。
諏訪五蔵のホームページより引用:
諏訪五蔵とは
「舞姫」「麗人」「本金」「横笛」「真澄」。諏訪市の甲州街道沿いには、わずか500mの間に5軒の酒蔵が立ち並びます。同じ霧ヶ峰の伏流水を仕込み水に使いながら、それぞれに特徴のある個性豊かな酒を醸し続けてきました。ライバル同士ではありますが、ご近所仲良く「酒の街・諏訪」を盛り上げていけたら。「諏訪五蔵」はそんな心意気で立ち上げた酒蔵グループです。
「呑みあるき」も今回から2日間の開催になったために参加する人の数も相当に増えると思えます。各日とも前売券1800枚、当日券200枚ですが、2日目の3月24日(土)の前売券は早々に売り切れていました。

私が訪れたのは23日(金)で、おそらくこの日は参加する人も少ないと読んでのことでした。結局、ネット販売の前売券は1000枚ほどが残ったままで販売期間終了のため、23日はいくらかは混み過ぎずに周れる算段で出掛けたのです。

「呑みあるき」は今年で20周年だそうですから、ずいぶん長く取り組んで来たイベントです。とは言え、私は今年が初めてなのでどれほどの盛り上がりなのかは想像でしかなく、青空の下、上諏訪駅から会場へ向かう間のウキウキ感は格別のものでした。

 参加証は透明の小さな升

駐車場に設置された受付で小さな透明の升をもらって、この升に各蔵元の出品酒を注いでもらいながら楽しむのがルールでした。その升には五蔵の銘柄の名前が入っていて、参加の証に最後はもらって帰ることができるのも魅力です。

受付ではその升を吊るすネックストラップ(の購入)を勧めてくれたのも面白い。升の上部に穴を開けていて、時間が経つと手に持つのも面倒になるからそこにストラップを付けると快適らしいのですが、確かにその気持もわかります。
でも残念ながら、注いでもらったお酒を維持するにはネックストラップでは無理で、空の升をどうするかだけなら、幾分役に立ちそうです。
さあ、街道呑みあるきに向かいましょう。

 横笛・伊東酒造株式会社

なんと言ってもお酒に目が向く前に、表で一段と存在感を示していたのは仕込水でした。まさに豊富な水の力を漲らせながら、ずっと流れ落ちている姿がそこにあります。しかも工夫が面白い。菰樽から果てしなく流れ出すように細工がなされ、この姿を見ただけで感動ものでした。

お酒をいただく前から仕込水に感動しているのは、私としても初めての経験です。しかし、そんな景色の向こうに並ぶお酒はこれも魅力的で、季節のものも含めてここに居座りたくなるような品揃えなのは関心しきり。
季節限定など5種のお酒と甘酒を用意してくれていました。
5種のお酒はすべて無濾過。
ここではお酒の感想というよりも、この取組や品揃えに蔵元の心意気を感じ、以下の詳細な説明は蔵元のホームページからの引用でお知らせします。
ふな口無濾過 初つくり
原材料名:  米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分:18度以上19度未満
原材米:   諏訪産美山錦100%
精米歩合:  55%
日本酒度:  +2
使用酵母:  長野酵母
酸 度:   1.5
小売価格:  2,883円(税込)/1800ml
果実の香りと新酒の若々しさの中に、お米の旨味が光るふなくち無濾過の吟醸生原酒。
原酒ならではの芳醇な旨味をお楽しみ下さい。
純米吟醸無濾過 大寒仕込
原材料名:  米(国産)、米麹(国産米)
アルコール分:17度
原材米:   長野県諏訪産美山錦100%
精米歩合:  55%
日本酒度:  +3
使用酵母:  1801
酸 度:   1.6
小売価格:  1,566円(税込)/500ml
爽快ななめらかさと深いコクを併せ持ち、辛口がさえる純米吟醸生原酒。メインディッシュに合わせても引き立てあうお酒です。
これほどのスペックのお酒を惜しむことなく披露してくれ、気に入れば何度でも注いでくれるのですから、この呑みあるきの価値はたまりません。
スタートからこの有様ですので、この後の展開は期待しかない思いで回ることになりそうです。
2018長野の酒メッセ
【in大阪】2018年4月16日(月)
【in東京】2018年5月9日(水)