日本橋ふくしま館 ふく女の飲み比べセット

この記事の目次

  アンテナショップ密集地

東京とは恵まれたところで、中心地を歩けば各道府県のアンテナショップをいくつも訪ねることができます。
中でも有楽町から東京、日本橋にかけてはその軒数が最も多いエリアではないかと思います。いつもの交通会館の中だけでも、北海道、秋田、富山、和歌山、兵庫、大阪、大分、徳島、香川、博多他。その周辺の銀座を歩き回れば、山形、広島、高知、沖縄などなど。漏れているところもありますので悪しからず。

有楽町から日本橋、神田は歩いても30分かからないほどの距離ですから、密集していると言っても過言ではないでしょう。

日本橋ふくしま館
10月16日に打合せで神田に寄った時、友人が面白そうなものを見つけたと言って日本橋方面へ歩くことになりました。行き先は東京の福島。
神田駅からでは徒歩3~4分といいうところで到着です。

 日本橋ふくしま館

この日の目玉は「1日限定ふく女bar」
玄関前に掲示してあるPOPにもそうありました。
10月16日、1日限定ふく女bar
後で調べてみると下記のページに案内がありました。
〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜 *〜*〜*〜*〜
帰ってきました!1日限定 “ふく女bar”
〜昼間から、ランチ日本酒しませんか
〜〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜 *
日時:2018年10月16日(火)11:00〜20:00
ラストオーダー19 : 30
●場所:日本橋ふくしま館MIDETTE
・日本酒3種の飲み比べ
・ふく女セレクト日本酒
・伊達鶏のキーマカレー〜ふく女特別メニュー〜
・ずんだ白玉
・伊達鶏の唐揚げ
・新米おむすびなど
●主催:ふく女の会✿〜Omose-NA♡ 〜
こちらの日本橋ふくしま館では、普段から「日本酒3種飲み比べ・500円」を週替りで開催しているようで、この日だけは「ふく女の会」がセレクトした3種を特別に用意していたのです。

 ふく女bar

どうやら2年前にも一度「ふく女bar」を開催していたらしく、今回は2度目。
入口付近からズラリと福島の物産が並んでいて、左の奥には日本酒コーナーに地酒がびっしりと顔を揃えています。
そしてさらにその奥が飲食スペースで、全体としてもかなりの広さの物産館です。ここに来れば福島を存分に楽しむことができるのは確か。
その飲食スペースが本日の「ふく女bar」。
訪ねたのは15:30ですので食事をしている人もいて時間の割には賑わっていますが、全20席ほどはあるので余裕はあります。
私たちにとっては500円で3種の福島地酒を楽しめるのが何よりのご馳走です。

 ふく女のセレクト3種

ふく女のセレクト3種
・ 一歩己(いぶき) 純米吟醸
・ 山の井 黒 純米大吟、純米吟醸、純米酒のブレンド
・ 宮泉 純米酒
このセットを注文するとさらにもう1杯おまけしてくれました。
・ 夢そうま 純米吟醸
更にさらに、ずんだ白玉とプリン?

さすがにプリンまでは食べられないので、お礼を言ってお返ししましたが…

一歩己 純米吟醸
一歩己特有のバランスある酒質を残しつつ、より洗練された香り・味わいをもつお酒です。季節限定【9月・10月】。
・ 精米歩合:55%
・ アルコール度数:16度
会津酒造
山の井 黒
純米大吟、純米吟醸、純米酒のブレンド
感じるままに飲んでください。
・ 精米歩合:60%
・ アルコール度数:15度
會津宮泉 純米酒
・ 精米歩合:60%
・ アルコール度数:16度
鼻先よりも口に含んでから吟醸のような香りが広がり、米の旨味と共に喉に降りていきます。

 ふく女の誘惑

好みはそれぞれにあることで、こんな3種の飲み比べに優劣は要りません。だからこそ、選択したふく女の方たちには感謝です。広い福島の各地に分布する酒蔵から集めるだけでも悩みは絶えないことでしょう。

同行の友人は宮泉に魅入られ、私は山の井の黒のブレンドならではの奥深さに感心していました。

小さな広口グラスに白と緑の二色のグラデーション様に盛り付けた「ずんだ白玉」にはシロップだか蜂蜜だかを添えてあったのですが、それには見向きもせずにそのままずんだと白玉を酒の肴にいただくと、不思議なほど滑らかに絡み合います。
枝豆だからこその滋味ある自然の甘さと米粉の団子であれば、日本酒に合わない方がおかしい。

私たちが3種飲み比べをお替りしてことは言うまでもありません。

日本橋ふくしま館のふく女bar
2年に一度とは余りにじらせすぎの罪なふく女。
こんなことなら2ヶ月に1回でも、その誘惑に酔ってみたいと思うのは不謹慎でしょうか?