2017年 日本酒フェス 有楽町その1

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 2017年 日本酒フェス

今回の日本酒フェス、少し酔った後に参加したために、詳細をお伝えするには記憶がいささか頼りないのをお許し下さい。
先月の金・土曜日の2日間のイベントで、開催時間帯も長いため、何杯でも試し放題ではありませんでした。
場所はいつもの有楽町交通会館12階。
会費3,000円で10杯の味見ができるというシステムです。

少し前にあった「とっとりおかやま新橋館」でのイベントと似たシステムでした。

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「日本酒フェス2017ガイドブック」

これまでの地酒のイベントと大きく違うのは、このために立派なパンフレットを作ったことです。殆どの試飲会など、参加蔵や出品酒の全体としての一覧は、1枚のペラ紙で済ませています。場合によっては用意がないことも珍しくないのに、おそらくこれにかなりの経費がかかったことでしょう。

出展蔵元は全31社。
こうした企画には滅多に顔を出さないところもあって、期待は膨らみます。

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ところが、単純に10杯までとなると、ある意味蔵元ブースではこの権利の奪い合いになるかも知れません。1社で何種類も出品しているのですから、10杯で見ることのできるお酒は限られています。

うっかり調子に乗ると2社で終わってしまいます。

しかし、半分酔っ払い気味の私には、いささか敷居が高い。選択が上手くできるかどうか。成り行きで終わってしまわぬように気をつけて回らなきゃ!ですね。

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日本酒フェスをひと蔵ごとに紹介できるには、情けないかな下地の酔っ払い加減で記憶の芯が薄れています。従って、全体の印象や流れでの紹介にならざるを得ません。
会場に入って一番に感じたのは、何故か色鮮やかさでした。
最初のパンフレットからがそうだったせいもありそうですが、ブースに並んだボトルがいくつも目についたからと思います。
確かにこれまで見てきた銘柄ではなく、各蔵で色々と切り替えてやって来たことと思われます。時代に合わせた変化も必要です。人の目を引くことも大切です。

 山形・楯野川 楯の川酒造株式会社

2017_01日本酒フェス (7)楯野川

2017_01日本酒フェス (5)楯の川
先ずは「楯野川」さんから。
パンフレットによると「吟醸王国と呼ばれる山形県内で、初めて全量純米大吟醸の酒蔵になりました。」とあります。

平成22年酒造年度より変えたそうです。

蔵人が若い世代に替わってきたこともその理由かもしれませんね。
そしてその頃から、注目のされ方も変わってきたのでしょう。
今後も目が離せないところです。
蔵人の手作りマスコットがいましたよ。きっと厳しくも楽しく酒造りをされているということですか、応援しますよ。

 栃木・天鷹 天鷹酒蔵株式会社

2017_01日本酒フェス (4)天鷹
毎度おなじみの天鷹さんです。

この日は「黒吟」はお目見えがありませんでした。

「辛口でなければ酒ではない」と創業以来、辛口酒のみを造り続けています。とパンフにあります。

毎度確かに、辛いけれども旨さを湛えた造りが印象的で、しかも日常酒を大事にしてくれています。
この日は少し地味な出展でした。