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地産地消
言葉で「地産地消」と言っても、なかなか伝わって来ないものです。
特に、東京などの大都市生活に慣れてしまうと、食生活を地方に支えられていることなど、すっかり忘れてしまいます。
せいぜい輸入物に気を使うことはあっても、日本のどこから届いた野菜なのかは案外関心がありません。
「長野産レタス」と表示してスーパーに並んでいても、果たしてどれほどの人が長野を日本一のレタス産地と理解しているでしょうか?
そんな中での地産地消とは、どこから切り込んでいくのが良いのでしょう?
夜食
- 鶏とゴボウとセリの鍋
- カスベの煮付け
- ベビーホタテの酒蒸し
- アサリと山ウドと新わかめのぬた
- 刺身盛り合わせ(7点)・真鯛、炙り〆鯖、ノルウェーサーモン、ホタテ、赤貝、青柳舌切、小柱
酒いろいろ
- 渓流・蔵囲い(長野須坂市)
- 地元産の赤ワイン
- THE 軽井沢ビール
- ジャックダニエル
- 黒松翁活性生原酒・特別本醸造にごり酒3年熟成(三重)
このにごり酒は先日の熟成古酒のイベントで買ったものです。
翌日朝食
- 煮込みうどん(鍋の残りに椎茸とあさりのスープを追加)
- グリーンカールとトマト・ワカメのサラダ
地産地消にこだわる難しさ
実際に長野の安曇野まで行っての100%地産地消は無理でした。
もちろん、そこに雁字搦めにされる必要はないと思いますが、意識しても難しい。それが現実です。
しかも、地元の人こそが案外地元の産品の価値を知らないことが多いように思います。
これも自分にとっての当たり前だけど、他所の人には当たり前でないこと。
これも自分にとっての当たり前だけど、他所の人には当たり前でないこと。
誰しも他人のものを羨ましがって、自分の持っている物の価値に気づいていないことは珍しくありません。
「地産地消」とは、自分の価値に気づくことから始めるべきなのでしょう。
照れていたり、謙遜の美徳などに縛られていてはいけません。
旨いものは地元にだけあるわけではないのですが、地元にある旨いものは、自慢できるほどには自覚していない。目の置き所をどこにするか、身の回りのものを根本から見直したほうが良さそうですね。