2017ふくしま美酒体験in渋谷 その3

この記事の目次

 合名会社大谷忠吉本店

福島県白河市の酒蔵で、その2大銘柄が「白陽」と「登龍」です。
・ 白陽・純米吟醸
・ 登龍・特別純米(28BY・ひやおろし)

2017福島美酒体験 (11)

2017福島美酒体験 (12)

穏やかでゆったりとっした感じの「白陽」と、辛口でドッシリとした「登龍」。

しかも登龍は発売前のひやおろし。

個性の違う銘柄を両方とも看板にできるのは大きな強みです。
これまでの試飲会などであまり印象に残らなかったのですが、地元に根ざした酒造りをしていることが伝わってきました。申し訳ありません、今後は意識して応援します。

 花泉酒造合名会社

ロ万(ろまん)

前にも一度紹介したのですが、今回は蔵元さんと少し話ができました。

「もち米を使用することで良いところはどこですか?」と聞くと、いろいろ詳しく説明してくれました。
食米と比べてもち米は甘いでしょ、その甘さが引き出されて個性のある甘味が特徴になる。しかも造りの全量を四段仕込み(四段目での仕込みにもち米を使う)にしていて、すべてが四段仕込みのお酒なのは、当蔵だけ、とのことです。
試飲会の良さは、こうして話を聞けること。
やはり、日本酒のひとつの肝は「甘み」なんでしょうね。米から造るお酒だけに、この甘みの扱いをどうするか?

 有限会社玄葉本店2017福島美酒体験 (10)

あぶくま・特別純米

日々の生活で、傍らにあるとそれだけで安心してしまうような。ブースの中でも、なんだか目立たぬように置いている感が、健気で愛おしく、惹かれる思いでした。

 名倉山酒造株式会社

ひやおろし

今回の会が8月19日ということもあり、先に紹介した「登龍」の他にも「ひやおろし」を出品しているところがありました。

まさに発売前のフライング出品。
試飲会ならではの楽しみのひとつですね。
まもなく、出荷されるようですよ。