ここでは個性豊かな酒蔵の逸品を紹介しましょう。
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小原酒造株式会社
桃色にごり桜
以下、蔵元ホームページより引用:
■商品説明アルコール分:8.2度/日本酒度:-50.0度/酸度:8.0度/
アミノ酸度:2.5度自然のピンク色を持った桃色酵母といわれる吟醸酵母の仲間で、天然にピンク色を持っている代わりにアルコールを出さないというピンク色のにごり酒です。光に弱いので直射日光や蛍光灯などに当てないで、箱のまま冷暗所に置き開閉後は早めにお飲み下さい。■味のタイプ甘味と酸味の微妙なバランス
アルコール分解しない酵母なため、アルコール度数はこの8度が限界だそうです。9号酵母の中のひとつだそうですから、なんとも不思議なお酒ですね。数字では-50度ですが、甘さはそんなに主張しません。やはり酸度とのバランスが良いのでしょう。
自然の酵母からの発色です。
きっと来年の春先には、お酒の名前とともに店頭に並んで人々の注目を浴びるのも楽しみです。
造るのも一苦労のこんなお酒を、世に出してくれただけでも感謝です。
合資会社喜多の華酒造場
貴醸酒 原酒 喜多の華(甘口)
ホームページより引用:
特別な醸造法で造った非常に濃厚な甘口の味わいです。20年以上長期熟成させた日本酒とは思えない独特の旨さ。
毎年、貴醸酒を造っているわけではなく、少しづつお披露目しているという希少酒。本日の出品は30年の歳月を静かに過ごしてきた熟成酒。
美味かったなあ…と、こんな表現では罰当たりですか?
明日の日本を語る酒・純米吟醸
実はこのお酒、私も何も聞かなかったのです。
面白いですね、ホームページをみても何も語っていない。
確かに特別な主張をするわけではなく、何もかもを受け入れるような懐の深さ。こんな酒を飲みながらなら、「明日の日本を語る」のに良い助けとなりそうですね。
さあ、次に続きます。