東薫 原酒 千葉県佐原

千葉県佐原 東薫 原酒
蔵元で買い求めた時に、
「これからはロックで飲むのも良いですよ。」と言われました。
確かに夏の原酒はロックが旨い。
アルコール度数が19~20%だけあって力強さは抜群です。
熟したブドウのような香りと、炊き上げたばかりのご飯の香が合わさって静かに広がり、僅かに感じる雑味が味の深さになっているようです。

佐原の町を訪れた人の多くが、この「東薫」をお土産にしていることでしょう。たぶん「二人静」が一番人気なのでしょうが、私は二人静を飲んだことがあるために、「原酒」にしました。
これは正解でした。

敢えてロックにはしていませんが、特徴はよく伝わると思います。

東薫・原酒
私が千葉の地酒と出会ったのは「木戸泉」が最初です。
その当時から木戸泉は「古酒」に力を入れていて、「アフス」という10年を越えたものは本当に珍しく、他では古酒も少なかった時代です。
「岩の井」も古くからいい酒を造っていて、千葉は侮れないと、自分に言い聞かせたことがあります。
どうやら今年は千葉を巡る時間ができそうです。
理屈はともかく、どう楽しむかを先にして、酒造巡りも一緒に楽しめたら申し分ないですね。
少し期待しながら挑戦するとしましょう。