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麗人酒造株式会社
「麗人」という名前の長野のお酒を知っている方も沢山いることと思います。他にもチャレンジをしていることも多く、この麗人酒造株式会社さんを知るには、情報が少なすぎる感があります。
それにしても玄関の入口にある、菰樽と酒林(杉玉)の眺めは静かな安心感を与えてくれる風情があります。決して古いものを懐かしがって求めるものではないのですが、歴史を感じる町並みには、何物にも変えがたい価値があることは確かで、「麗人」という名前だけで、そんな風土までが滲みてくるようで不思議です。
冷酒からお燗酒まで楽しめますが、一番のおすすめは「ぬる燗(約40℃)」です。香りと味のバランスが抜群に良くなります。
こちらのブースの中でも案外にこのコーナーは人が少なかった印象が拭えません。という言うのも、まだまだ燗酒の立場が軽いもののままなのかも知れませんが、この辺の今後の酒蔵のテーマも見えてくるように思います。
本金・酒ぬのや本金酒造株式会社
こういう日本酒のイベントでは、順に回りながらもどうしても滞在時間に差は出てきます。飲みたいお酒が多かったり居心地が良かったりと、その理由は様々です。東京のどこかの会館などで設けたイベントではなく、蔵元の施設を使いながらこれだけ大規模に行われるのはとにかく珍しいのです。
結局は、興味がありながらも1品だけの試飲で立ち去ることになったのは残念です。おそらく「本金純米」をいただいたはずなのですが、今となっては正確に思い出せず、出品酒の全体の画像を添付するに如かずなのはお許しください。
10年ほど前、「こちらの本金はお勧めですよ!」と親しい酒屋さんに言われて、この純米酒を私の新潟の友人に送ったことを思い浮かべていました。
本金を50年以上の長きにわたり支えてくれた北原太一杜氏の名前をいただいた酒。すっきり辛口の酒質は多くの方に愛され、今では「本金といえば太一!!」と言われるようになった本金の看板商品です。精米歩合60%、2,052円(税込)
2018長野の酒メッセ
【in大阪】2018年4月16日(月)
【in東京】2018年5月9日(水)