ニッカさんの意地を見るような1本です。
やはりニッカといえばブラック。
ブラックニッカにはメーカーも、私たち飲む方も一際思い入れがあるようです。
味についてはラベル写真の裏書を参考にしてください。
アルコール分45%というのは、ウィスキーの中でも高い方です。
ソーダで割ることを考えず、ロックが合うように思うのですが、私の癖としてついついストレートで飲むのです。自宅の冷蔵庫でできる氷ではなく、別途に美味しい氷を買ってきて飲もう!と考えるものの、それを忘れてしまい、そのうちロックにしないまま、ストレートで飲み切ってしまいました。
角ハイボールのお陰でウィスキーが改めて注目されているのはいいですね。
これからがますます楽しみになります。しかし、ウィスキーのベースは熟成した原酒です。
この10年の間に、それまで貯めこんだ良質の原酒を使い果たしてはいないとは思います。
だからこそ、ブームから8年の間に、どれだけ製造し貯蔵しているかが問われるかもしれません。
ソーダで割ることにこだわりすぎると、中々これからの需要を読んで対応する障りになる気がします。スコッチ、アイリッシュ、バーボン、カナディアン、そしてそこに並び立つジャパニース・ウィスキーのがんばりを期待したいと思います。
ブラックニッカの原点とでも言うべきウィスキーが、今の名前では
ブラックニッカ・スペシャル
これがない。見ない。見当たらない。
最近は、酒屋さんやスーパーに寄ると、常に探しています。
ついに幻になってしまったか。