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新潟の季節限定酒
これも以前、新潟の友人が送ってくれた新潟酒です。
リンク: ばらくてブログ
その友人のブログです。勝手にリンクしてしまいます。
越路乃紅梅 雪中貯蔵 淡淡麗 純米吟醸生酒
随分と長いお酒の名前になっていますが、名前を見れば内容がわかるだけにストレートでいいですね。覚えるのは少しつらいですけど。
- 越路の紅梅: ブランド名
- 雪中貯蔵 : 貯蔵の仕方の特殊性
- 淡淡麗 : 使用原料米の名称
- 純米吟醸 : 醸造方法・特定名称酒
- 原材料 : 米、米麹
- 精米歩合 : 55%
- アルコール分:15%
以下、蔵元のホームページより引用:
蔵元 頚城酒造株式会社 越路の紅梅のページ
夏季限定製品 7月~8月越路乃紅梅 雪中貯蔵 越淡麗 純米吟醸生当蔵蔵人が栽培した越淡麗を100%使用した純米吟醸酒を、一切の熱殺菌をせず、雪中貯蔵致しました。雪のように柔らかい口当たりと、爽やかな味わいをお楽しみ下さい。
7月8月の限定品ですから今がチャンスですね。
ただ、手に入れるのはけっこう大変かもしれません。
最近では、意欲のある蔵元がこうした季節限定酒をたくさん出してくれています。蔵元によっていは月替りで毎月企画しているところもあるので、私たちには大いに楽しみが増えるのが有難いことです。
人間の我がまま
それぞれの季節に向けて一から企画し、その季節ならではの日本酒を提供してくれているケースが多いと思います。中でも、「本生にごり酒」「無濾過生原酒」のように一切火入しないお酒も出回るようになりました。
流通保管の技術とスピードの圧倒的な進展があればこそ成り立つようになった商品です。本来なら蔵元に行って頼み込まない限りは口にすることが出来なかったはずです。
もちろん蔵元にもそれだけの設備が必要でしょうし、宅配便の業者さんの努力も大事です。
チルド・冷蔵での宅配が可能になったから、たとえ送料が割高でも「飲んでみたい」と言う人の要望に応えられるようになる。
技術が進めば、新しい需要と供給が生まれるということなのでしょう。
ビジネスチャンスなのは当然としても、人間の一種の「我がまま」がそれらを進歩させたかと思うと、人間の欲求とは果てしないものだと、感心してしまいます。
酒呑みの性は仕方ないながらも、欲をかき過ぎないようにしたいと思います。