この記事の目次
ラ・マル・ド・ボァ
確か「木製の旅行かばん」という意味だと言っていたような…
再度調べれば良いだけなのに、横着します。違っていれば誰かが教えてくれるでしょうから。
こんな名前の列車が走っています。
私は乗り鉄さんではないので、特別な思い入れはありません。
しかし、今回はこれに乗ってしまいました。
普通に電車を乗り継げば50分足らずのところで、これに乗れば乗り換えなしとは言え、1時間かかるというのにです。しかもグリーン料金が必要。
岡山~高松、岡山~宇野、岡山~尾道の3路線を限定日に走る特別列車です。聞けば、「2016瀬戸内国際芸術祭」とタイアップして企画したそうですから、思いのほか長大な企画なのですね。
理由は、年寄りが一緒だったため、混んだ電車を乗り継ぐのが厄介だったからです。
宇野駅発 15:00
このラ・マル・ド・ボァ、結論を先に言うと
「旅を楽しませる接客サービス」を上手く企画して運営する旅の1時間でした。
私がずっと携わっていた飲食業も、旅行業も基本は同じなのだと理解できる企画。つくづくと感じさせられました。
暑い盛りでしたので、始発駅のホームに入線した14:30から乗り込ませてくれたのは有り難かったです。
この列車は2両編成の全席指定で、西側が窓際のカウンター席、その上は本棚になっています。満席になっても60名ほどです。
前後の車両の両端には、自転車を乗せる専用スペースを8台分設けていて、ディスプレイ用にそれぞれ2台づつ既に飾っています。
乗務員さんは運転士さんを含め4名。車掌さんが2名と、一両目の後ろにあるオリジナルグッズや地域名産品の売店に女性が1名です。
オリジナルグッズに美味しそうなものを見つけましたよ!
やがて出発時間になる頃には、座席はほぼ人で埋まったようでした。