2017大分かぼす収穫祭(白鶴銀座天空農園)その2

白鶴天空農園カボス (8)

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 さすがに銀座

屋上の会場に集まると、かなりの人がいることがわかります。
100人まではいないでしょうが、ゆうに50人は超えています。
そして、銀座の名店からの選抜された3名のバーテンダーさんが、揃ってシェイカーを振り始めました。今搾ったばかりのかぼすの果汁を使ってのカクテルを作ってくれているのです。
いやあ、これは本当に美味しかったです。
写真も撮り忘れ、レシピも聞かずじまいでしたが、かぼすの癖のない特徴を生かしていて、こんなカクテルを提供してくれるお店があればいいですね。まさに季節物。この時期にしか楽しめないカクテル。
参加している方々は、やはりこの銀座周辺でお仕事をされている方が多いようです。同じテーブルで隣り合わせた女性お二人もそうでした。昨年のゴールデンかぼす協力隊で竹田まで行ったメンバーも他に4名参加しています。

 さすがに白鶴酒造

もちろん、他には白鶴さんのお酒が様々に用意されています。
白鶴天空農園カボス (5)
特別純米「山田錦」、大吟醸、純米酒などなど。

中でも女性の目を引いていたのは「淡雪スパークリング」

白鶴酒造さんホームページより:
お米由来のやさしい甘味と爽やかな酸味が特長の発泡性の清酒です。
ほんのり甘酸っぱい口当たりをお楽しみいただけます。
・ 原材料名  米(国産)、米こうじ(国産米)、炭酸ガス
・ アルコール分 5%  ・日本酒度 -58
・ 酸度 3.2  ・ アミノ酸度   1.2

白鶴天空農園カボス (6)
宮城・一ノ蔵の「すず音」の発売からずいぶん年月も過ぎましたが、アルコール度数の低いお酒が若い人たちに現在は人気となっています。
松竹梅「澪」が拡販のCMを盛んに行ない、近頃ではDRYも造っています。

大手さんもスパークリング日本酒に力を入れて新しマートを探っているのでしょうか。
特別純米山田錦
屋上に実った「白鶴錦」を見てきたばかりですから、酒米の名を冠する銘柄には心惹かれます。米の旨みをしっかりと感じる辛口酒ですね。良いお酒です。

 さすがに大分かぼす

炭火焼きのサンマに大分かぼすを絞りかけて昼間からいただく。東京の銀座で、これは贅沢でしょう。銀座で炭火焼きにしたサンマを食べさせるお店があるとしても、きっとそこは高級店に違いないはずです。ましてや摘みたての銀座の大分かぼす添え。

白鶴天空農園カボス (9)

提供してくれたお皿にはそっと「シール」を貼っています。

「さんまにカボス」白鶴天空農園カボス (9)シールかぼすを絞りかけたサンマは一際おいしく感じました。手軽なレモンではこの好相性の真似はできません。レモンやすだちと比べても、かぼすはある意味個性が薄いだけに、料理との好相性を作りやすいという面があるのでしょう。さすがにかぼす、大分かぼす。竹田市といい、白鶴酒造さんといい、粋な企画をしてくれます。

もちろん今回の企画は公にはされていませんが、白鶴酒造さんのホームページには昨年の報告のページはありました。行政と企業のタイアップ企画を行なうのは案外に少ないのかも知れません。しかし、こういった企画が増えることこそ、人と地域の活性化に繋がる気がします。今後もますます応援したいと思う企画でした。次は、屋上の白鶴錦についてです。