秋限定「ビール・発泡酒」揃い踏み

 大手3社のビール比べ

2016年も流通では秋になりました。
ビール業界でもしばらく前から大手メーカーの秋限定品が揃い踏みしました。
ビール比べと書きましたが、正確には違いますね。
ビールと呼べるのは1社のものだけで、あとのはリキュール(発泡性)です。私が気づくのが遅かったせいか、最初は3種しか手に入らず、集合写真は3本になりました。

2016年秋の三種

左から「アサヒ・サントリー・サッポロ」のリキュール(発泡性)です。
もう何年も毎年秋には、こうして各大手のメーカーが秋限定のビールを出していますね。消費者の楽しみを造ってくれるのは有難いことですが、これが売上アップにつながっているかは私には不明です。
ハッキリ覚えていないのですが、この3社の秋ビール(リキュールですが)は例年同じ銘柄なのでしょうか?
ここも不思議な戦略かもと思いながら、並べています。
ただここで大事だなと思うのが「ビール」ではないということです。別の機会に「ビールと発泡酒、リキュール(発泡性)」の違いは紹介したいと思うのですが、世の現実が「ビール」は売れていないということを物語っているようで仕方ありません。

 キリン秋味

この他、一緒に並べられなかったキリンは、毎年「秋味」と言う銘柄を出しているのは覚えていました。
そして今年も「秋味」です。
しかもこれは「ビール」です。
何が売れていて何が売れていないかは、スーパーの棚を見ていればそのうちわかります。でも、言い訳がましいですが、私にはその時間はありませんでしたから、それは大きな問題でないとします。
メーカの姿勢、商品の置き所を見ると、現在の総称としてのビール流れが見えてきます。きっとメーカーの歯がゆさも含めて、ビールが売れない日本なのですね。
キリンがそんな中で「ビール」にこだわって「秋味」を出してくるのは、たぶん意地とかメンツとかではないように感じます。今はそこまで深く見えないでいますので、これはカンです。
今後はこの辺も自分の中で見渡すことができれば収穫ですね。

 秋のビールの特徴は?

各社の味を評価することは控えます。

しかし、裏書きとネーミングから想像する楽しさをここでは一興としましょう。

アサヒは定番の「クリアアサヒ」の限定版にしていますね。「秋の琥珀」。

しかし、ALは6%(通常のクリアアサヒは5%)

サントリーはヒット銘柄の「金麦」とは離れて、銘柄から変えています。

名前は「秋の旬味」AL6%。その代わり「琥珀の金麦」という商品を別途に出すらしいです。

サッポロはお馴染みの「麦とホップ」の特別バージョンでALは5%の「秋の薫り麦」。

謳い文句はどれを見ても、濃厚で深煎りのような香ばしい、苦味までが旨さのような文言であると同時に、アルコール度もサッポロを除いて6%ですから、印象までが濃い目の酒です。

キリン秋味も麦芽1.3本分が売りで、ALは6%ということは、やはり味の濃い造りなのが想像できます。
秋とは、人の思いも、舌も、いきなり味わい深いものに嗜好が流れるのでしょうか?私にはこの辺りが、僅かな違和感とともに舌先を刺激しているように思えるのです。

「秋」を私は知らないのかもしれませんね。

クリアアサヒ秋の琥珀

サントリー秋の旬味

サッポロ秋の薫り麦

キリン秋味