岡山 魚や大将 地元を堪能する その2

この記事の目次

 櫻室町 雄町米の里・純米大吟醸

「魚や大将」での引き続きのお酒です。
昼間が暑すぎて、生ビールを瞬く間に2杯済ませた後は、やはり地酒が何よりでした。

櫻室町 雄町米の里・純米大吟醸
室町酒造株式会社

櫻室町雄町米の里純米大吟 (1)「櫻室町」というブランドは最近でこそ東京でも聞くようになりましたが、まだ知らない人もたくさんいることでしょう。
備前雄町米を40%にまで磨いた造りで、柔らかい味わいの旨酒です。

今回は利守酒造のお酒には出会いませんでした。
でも、岡山でもかなりの酒蔵で雄町を使っています。

利守酒造が雄町米の復活に力を入れ始めた当初、同じ岡山でも他の酒蔵が雄町米を使ったお酒を造ることは困難でした。何しろ手に入らないのですから。ましてや今のように全国区で増えていこうとは思いもしませんでしたが、岡山の酒蔵でも雄町米での酒造りが一般化してきましたね。

利守酒造株式会社
・ 幻の米 赤磐雄町米

嘉美心 大吟醸・備中流

岡山県の酒蔵には「備中杜氏」と言われる「備中流」の技で酒造りをする杜氏さんが多いようです。その杜氏さんの流儀ごとの細かい違いを説明できるほどには私に知識がないので、一度深く勉強しておきます。

嘉美心大吟備中流 (1)

ただやはり、各地方の特徴を作るには、酒米や水だけでなく杜氏さんの流儀は不可欠です。そして、ラベルの銘柄の横に「◯◯杜氏」と表記してあるお酒も各地に見られます。

これからは、こちらに少し力を入れてお酒を見ていくようにしたいですね。

今回の 嘉美心 大吟醸・備中流
アルコール度数が14~15%とやや低め。
その分、スッキリ感が際立ち、価格も大吟醸の割には安めに設定されているのでしょう。

何ごとも楽しみ方。
大吟醸をこうして手軽にいただくのも良いものですね。

「魚や大将」

ありがとうございます。ご馳走さまでした。