2016焼酎&地酒試飲フェスタ 焼酎編その3

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 千年の眠り

株式会社篠崎(福岡)
実はこの篠崎さんは日本酒も造っています。

以前に私がいた店のアルバイトで、東京農大醸造学科出身の一人が、この篠崎さんの日本酒部門の杜氏をしていたことがあります。

千年の眠り
アルコール40度
2,992円/720ml
蔵元のホームページより引用:

大麦を原料に末垂れを早めにカットした後、樫樽や貯蔵タンクで長期間熟成させた古酒焼酎。急がずじっくり生み出されるコクのある琥珀色は日本の麹文化の結晶です。 ★国際味覚審査機構iTQi2008年優秀味覚賞/二ツ星受賞

今回の試飲会では出品されていませんでした。
有名な「百年の孤独」に対抗したのかも知れませんが、この千年の眠りも素敵な焼酎です。
まるでウィスキーを思わせるような風合いがあり、グラスに注いだ後5分ほど置くとまろやかさも増して、何かで割るのがもったいなくなるような焼酎です。
しかし、今回はそれには出会えず残念でした。
ところが、これに負けず劣らずな一品が用意されていました。
朝倉
アルコール40度
3,240円/500ml
樽熟成の麦焼酎に食物繊維を加えているために、「焼酎」とは呼べず「リキュール」になります。
我ながら、40度の焼酎を飲む癖をつけてしまうと大変です。
ほどほどに!と戒めるのに一苦労でした。

 菊之露

菊之露酒造株式会社(沖縄・宮古島)
これまた私が泡盛の古酒(クースー)が大好きなのです。
沖縄料理の銘店は都内にも多く、それぞれの個性も色とりどりで、楽しみ方も豊富です。
ブースを訪ねるとありました。
「これは今も私の家の棚にありますよ。」とつい声が出てしまう。
「このブラウンですか?」と担当の女性が応えてくれました。
画像の一番左がそうです。
度数は30度。

菊之露01

京王線代田橋駅から徒歩3分のところに「沖縄タウン」があります。
東京では意外と有名になっていて、その中の店の名前を話に出すと、彼女はもちろん知っていました。

さらに、私がその店の大将の名前を言うと、こちらも彼女は知っていて、お店の話のやりとりで盛り上がってしまったのです。

「すごく良いお店ですよ!」と理由も付けて説明すると、彼女は「上司と一緒に行ってみます。」と楽しそうに言ってくれました。
「サバニ」というお店です。
その大将はサバニの隣でもう一軒お店を持っています。
「てぃんさぐぬ花」
このお店の話は、いつか改めて紹介したいと思います。
メーカー(蔵元)さんと飲食店がこうして直に情報交換がでいることは理想です。
感心しながら、私の酔い心地はそろそろお開きとなりました。