竹田はつひので 大分駅前

  時間切れ間近のかぼすサワー

何となく飲み足りなくて、地元の連れの方に我儘を言って案内してもらったのが、大分駅前にあるお店で「竹田はつひので」さんでした。「陽はまたのぼる」という竹田発祥の有名居酒屋の姉妹店だそうです。

しかし、私たちが訪ねたのが23時15分。あと15分でラストオーダーだと言うのに、スタッフの方たち全員が気持ちよく迎えてくれました。
すかさずかぼすサワーを注文し、料理はお任せでお願いすることに。

先ほどまで飲んでいたゴールデンかぼすサワーが二階堂ベースだったこともあり、ここのサワーの方が一段と軽く感じます。うーん、やっぱりサワーにするなら甲類焼酎の方が爽やかで合いそうです。

そしてよく見ると、サワーの中に入っている半割のかぼすは凍っています。そのかわり氷がありません。氷の代わりにかぼすを凍らせて利用するとは、なかなかのアイデア。ジョッキに差し込んできたかぼすを絞り入れて当たり前に構えていた私たちの上を行く演出です。どうやら「氷結かぼすサワー」とかいう名称のようです。違っていたらごめんなさい。

「陽はまたのぼる」という居酒屋の評判が良いのは、こうした工夫にも現れているとは流石です。氷が溶けて薄まることもないし、じわりと果汁も滲み出す。かぼすの国でないと考えられないことばかりです。

  水餃子と八味唐辛子

そんな会話や想像をしている内に「水餃子」がやって来ました。おまかせしていた料理です。鶏パイタンスープで煮た水餃子、少し冷えてきた夜には最高です。良い料理をチョイスしてくれました。しかもある程度飲み疲れ気味です、負担にならない程度に何か腹に入れた方が良いに決まっています。

そんな時、目に入ったのがカウンターの「八味唐辛子」。
かぼす入り、とあることからみかんの皮の代わりにかぼすを入れたのではなく、かぼすを追加して八味にするとは、これも可笑しくてしようがない。
笑いを誘うこんな工夫もあるとは、感心しきりになってしまいます。1本500円で販売していると聞いて、ついつい酔にも任せて購入です。上手く出来たもんだ。
すでに23時30分は過ぎています。
「もう一杯お作りしますか」
「水餃子の後に麺を入れてチャンポンにしますか?」など、気の利いた言葉を掛けてくれるではありませんか!私たちとしては全てOKです。

健康にはともかく、〆のチャンポンは望むところ。素晴らしい提案です。せっかくのスープを利用して最後まで楽しんでもらおうとするなんて、理に適っています。こんな酔っぱらいの私たちに、県庁の職員の方を付き合わせるのは申し訳ないとは思いながら、結局のところ何の遠慮もない私たちと時間を共にしていただきました。

 地元の若い力

昨年、竹田ゴールデンかぼす応援隊として大分にお邪魔したことも含め、地方それぞれに苦労や工夫を重ねながらも、活性化や創生の出口が見えないままに答えを掴みあぐねています。そんな状況に、居酒屋がどうやって関わり、力を貸すことができるのかはひとつのテーマです。

地元で受け入れてもらって、地元で輪を広げて、地元の方たちと一緒に生きる道を探して進んでいくこと。地元に密着できる環境を探りながら、そして私たちのように、それぞれの場で体験させてもらった地方の良質な価値を持ち帰って披露し、幅広い人たちに興味を持ってもらうこと。

大分の夜に、新しく気づかせていただいたことは多かった。
正解なんてどこにもありはしない。
しかし、その信じる方向に身も心も寄せて進もうとしている若き先駆者がいる。
そんな地方は伸びるに違いないと、正直に心から思える、貴重な大分の夜でした。

「竹田初ひので」さん、酔っぱらいにお付き合い頂きありがとうございます。

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※ ゴールデンかぼす取扱業者さん
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