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中目黒銀座の風景
昨年の11月に新しくオープンした中目黒の高架下。
この日は前の仕事先の仲間が新規出店した店を訪ねる機会をもらいました。
その前に、しばらくぶりの中目黒銀座へ。
商店街の入口に新しいビルができて何年になるのか、その場所に立っただけで街の風景は別物に変わっています。
今更、古い街が「開発」で変わってしまうことに、つらつらと苦言を並べるつもりはありません。しかし、街の風景が変わるということは、その場に立つお客様の要望が変わるということです。
過去を捨てて未来に向かえるか、と大袈裟に言えばそんなものでしょう。
現在の高架下や商店街入口よりも先にできた高層マンション「中目黒アトラスタワー」が、東の空の中にそびえ立つ姿を、古くからの商店街の通りの先に見ることができます。
なんだか新旧を象徴するような眺めです。
商店街の脇の路地を抜けると「目黒馬頭観音」の入口です。
きっとこの観音様は街の長い歴史を見てきたのでしょう。そっと耳を傾ければ、何かが聞こえてくるかもしれませんね。
鉄板焼 芯
お店に着いたのは16時頃です。
土日だとこの時間もかなりの忙しさだと聞きましたが、その日は平日。この後のピークに向けてのアイドリング状態で、そのお陰でゆっくり話ができました。
しかし、ここで何の写真も撮らなかったのが私らしいところ。
立ち飲みで、美味しいお肉の鉄板焼を気軽に楽しめるように、メニューは工夫されています。ポーションもちょうど良い。
鴨を美味しく食べさせてくれる「鴨のネギ塩焼き」も良かったし、牛たたきも肉の旨味が口に広がります。肉ではないながら、玉ねぎを丸焼にしたのは素材の甘さを引き出していて、格別ですね。
うまい肉をサクッと味わって、立ち飲みに相応しく短時間で切り上げるには、最高の環境です。
肉にもよく合う山形の「初孫魔斬り」を置いているのが、また心憎いですね。肉に日本酒も合うのです。
女性一人でのご来店も多いと聞きました。
良い時代になりました。
利用する側としては、店の苦労などは横において、楽しみを増やしてくれるのは有り難い限りです。
新しい動機づけをくれました。
「芯」とは正にここにあるのでしょう。肉の芯、旨さの芯、飲食の芯。
きっと、もっともっと進化していくことでしょう。
ごちそうさまでした。
中目黒高架下MEET :公式ホームページ