吉祥寺 ハモニカ横丁を歩く

冬の夕暮れまでまだ間がある頃、吉祥寺にやってきました。
武蔵野市の吉祥寺、JRと京王井の頭線の駅があります。
特に用事があるわけでなく、友人が吉祥寺にいると聞いて、どこかで一杯やろうと企んだだけのことでした。

吉祥寺といえば「ハモニカ横丁」を思い浮かべてしまいますね。北口の目の前に並ぶ横丁で、物販から飲食まで細い路地の中に小さなお店が前後左右につながっています。ハーモニカの吹き口のように店が並ぶ様子から付いた名前ということです。

横丁ですから、入口はいくつもあるのですが、正式に「入口」と書いてあるのは写真の場所だけのようです。

雑多な中に「七賢」と大きく掲げたお店があります。山梨の地酒が看板なのでしょうか。「MOSKOW」だとか「ミュンヘン」「アジア」「珉珉」とか、昔懐かしい横丁の中も国際色豊かになっています。

2階にも店舗があります。

下の写真の上の方に、酒のケースと炭酸ガスのボンベを置いているのが写っています。何だか危なっかしいですけどね。

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平日の16時にはまだならない時間というのに、半分ほど埋まっている居酒屋もあります。立ち飲みかな?

横丁の本番前の時間から、多くの人が集まり始めていますが、リタイアした年代の方ばかりではありません。

実際はこういう横丁が、懐かしさばかりに頼ってやっていくのは無理に近くなているのではないでしょうか。どこも建物は古く、維持管理や安全性にはかなり苦労していることでしょう。

利用する私たちの求めるものと、横丁の自慢との折り合いの付け方が、これから先の横丁の生き方を決めることになると思います。。
新しい感覚で造った「恵比寿横丁」はこれからの参考になりそうです。