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近頃話題のべにふうき茶
3月からの季節メニューに「べにふうき茶割り」を呑兵衛で置くようになったと聞きました。花粉症の症状の緩和に良いらしいという評判から、同じく花粉症の私としては、一度試してみるしかありません。
もちろん人によってどう違うかも知れず、誰にも保証できるものでもないでしょう。
そこで、最近の仲間たちとの「近況報告会」を呑兵衛東中野西口店で企画することになりました。結局のところ「飲み会」を設けるのが本音だとは、敢えて言わないでおきます。
普通なら、素直に「べにふうき茶」を飲んでいれば良いのです。試すにはその方が効くかも知れませんし、周りにも真剣さは伝わりそうです。ところがそうは行かない。どうしたって「べにふうき茶割り」になってしまうのです。
居酒屋は酒を売るだけでなく、健康も売らねばなりません。
鼻通りに期待できそう
幸いここ2年ほどはお医者さんからの処方薬のお陰で、私の症状は重症ではなくなっています。そんな中、自分を実験台にしてまで試そうという、見上げた心がけの私です。
先ずは生ビールで態勢を整えてから、いよいよ「べにふうき茶割り」に挑戦。
粉末状のべにふうき茶を少々のお湯で溶いて、そこに水と焼酎と氷。
うーん、味は正直なところなんてことない。香りも特に特長はなく、ただ飲みやすい。むしろウーロン割や緑茶割りの方がしっかりと味と香りを感じます。
粉末にせず、茶葉のままお茶にすると、相当に飲みにくいそうです。
私にはその違う理由はわかりません。しかし、飲みやすく2杯3杯と進んでしまう可能性があります。薬に見立てて常用するには適任ですね。
しばらくすると、何となく鼻の中がスウッとしてきたような気がします、話に聞いていたように。症状が辛い時の方がハッキリとわかったことでしょう。
あいにく、日頃の飲酒傾向からこういう焼酎割りを何杯も飲むことが出来ず、どうしてもいつもの醸造酒系に戻ってしまいました。
来年は店からこの「粉末べにふうき茶」を袋で購入して、素直にお茶として自宅で飲んでみることにします。
我が人体実験は明快な成功とまでは行きませんでしたが、可能性は見いだせました。やはり酒として飲みながら利を得ようという魂胆や、一杯だけで答えを貰おうという図々しさが邪魔をしたのだとしたら、ごめんなさい。
べにふうき茶の名誉のために、改めて実験します。